第5回ビジュアルデザインコンペ 結果発表

第5回 ビジュアルコンペ 結果発表

テーマ:信州のライフスタイル

岡学生がテーマに合わせて写真、イラスト、グラフィックで表現するビジュアルコンペディション。外部審査委員と一般投票により、6作品が選出されました。いいね総数が1600票を超える中最優秀賞に選ばれたのは・・・。

中沢 定幸 賞

1年ファッションクリエーターコース
市ノ瀬莉生さん

作品評価

静止画、映像等でビジュアル表現ということで、1枚の写真のみで表現された作品が多かったためか、強烈なインパクトをもった作品は見られなかった。
信州の中で撮影したのだから、どれもが信州のライフスタイルなのは間違いはないが、何をメッセージしたいのかが伝わりづらかった。もう少し色んな視点・観点から再構築すると良い作品が多々ありましたので、もったいないなあと感じました。
その中でも、「頂きます」はコロナ禍で、外出できなかったり、オンラインでのコミュニケーションをする生活の中で、近所のおばあちゃんの差し入れが人と人のコミュニケーションの原点と考えさせてくれました。暖かく思う心の優しさを表現されていました。ただ、レイアウトは残念で、文字の配置などをもう少し考えれば、完成度の高い作品になったと思います。コロナ禍だからこそ感じる信州人らしいお節介や、優しさが表現されていたと作品でした。

塚田 結子賞

2年ファッションスタイリングコース
福島凜さん

作品評価

どこか禍々(まがまが)しい写真だなと思いつつ、妙に惹かれました。1本の立木なのでしょうか。血管のように張りめぐらされた枝と、白骨化したように朽ちた枝が渦を巻くようで、その渦のシンメトリーを強調するように、背景の稜線が山と空を等分しています。構図が巧みで「破壊と再生」がテーマの物語の一部を見るようです。ここまで書いてきて、まさに渦の中央に、誰かがいるのに気づきました。拡大しても表情は判別できません。森のなかで魔物に出会(でくわ)したような不穏さ。コロナ禍で死生(しせい)を身近に感じる今だから、なおさらこの写真に惹きつけられるのかもしれません。

大井川 茂兵衛賞

3年高度専攻科
高橋明日香さん

作品評価

綺麗な朝焼け (夕焼け?) のもと軽トラックが2台と広がるレタス畑。澄んだ綺麗な空気瑞々しい生命力丁寧な暮らしの様子

優しい土の香が 伝わってきます。

街で暮らしているとなかなか見ることのできない風景ですが

車を30分も走らせば至るところで こんな素晴らしい風景に

出会える信州 ほんと素敵な土地です。

やや空部分が多く写真が 散漫になります。

軽トラックが駐車している道路に水平を合わせ 空部分をトリミングしてみてはいかがでしょうか。

轟 理歩賞

2年グラフィックデザインコース
岸本結花さん

作品評価

SNSが身近にある現代では、SNSを使う表現方法は思いつきやすいですが、似たようなアウトプットになりがちです。

この作品のように手や鉢など「1つの工夫」を加えるだけで、他とは差別化され、目に止まるものになります。

「SNSを使う表現」が一般的なものだとしたら「1つの工夫」がその人のオリジナリティなんだと思います。

校長 賞

3年高度専攻科
倉石かれんさん

最優秀賞

2年グラフィックデザインコース
佐々木愛花さん

「岡学園は若い才能を応援しています!」

Let’s Create the Future!