私がなぜ専門学校に入学を決意したか、というと、”夢を少しでも諦めきれなかった”からです。その理由は、私は昔から絵をとにかく描く事が好きで、それをずっと続けてきた、というところにあります。
　高校生の頃、親からは「イラストなどといった仕事は食べていけない、安定した職に就いた方が安泰」、その言葉に押され、一度別の道へと進みました。自分の好きな絵を活かせる安泰な仕事とは何か、と考えた行先は「保育士、幼稚園教員」でした。それから、大学へと進み、４年間学び、資格も取って卒業しました。ここまで、まだ保育士になるつもりでいましたが、イラストを描きたいと思ったきっかけは二つあります。
一つは、何回か実習を通し、保育士としての在り方、子どもとのかかわり等学ぶのですが、私の肌に合わず、「楽しい」というより「辛い」が勝ってしまったんです。また、覚えることもたくさんあって疲れている時に出会ったのが、今私が大好きでやっているとあるソシャゲがあるのですが、そのゲーム内に出てくるキャラクターを描きたいな、と思えたきっかけがイラストを描きたいという道に引き戻すきっかっけになりました。

当時私は東京で一人暮らしをしていて、休みの日は都内にある専門学校のオープンキャンパスに行ったりしました。最初は興味があって軽い気持ちで足を運んだところ、それがもう駄目だったみたいです（笑）絵を描きたい、仕事にしてみたい！欲が高まってしまったんですね。自分が本当にやりたかったこと、諦めきれていなかったみたいで。いてもたってもいられず、事情は絵の事だけではないけれどお話をして、それから施設での仕事を辞め、地元の新潟へ帰り、見つけたのが岡学園さんでした。新潟の専門学校も考えたのですが同じ県内でも遠いし…近場を探していたら岡学園にヒットしたので近場で決めた、という一つの理由と、先生が色んな有名なゲーム会社出身の方が多く、学んでみたい！が選んだきっかけでした。